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Yellow: グレイの空に咲く、黄色いイースター

Easter Season has come!

ここ近年は日本でも取り上げられるようになったイースター。カラフルな卵のお祭りというわけではありません。今回はイースターの文化について、ちょっとのぞいてみましょう。

Easter London

 

イースターの伝統

私がロンドンに滞在していた数年前の3月末、まだまだ曇り空ばかりでグレイな色合いの街を歩いていると、突然明るい黄色が目に飛び込んでくるのがこの時期でした。
イースターの季節の始まりです。
 
イースターとは、もともとはキリスト教のお祭り、「復活祭」。非常に伝統的なお祭りで、調べていくと膨大な情報が出てきますので、ここでは簡単にご紹介します。
 
このイベントは移動祝日で、日取りが実にややこしく、基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われます。
つまり2019年は4月21日。毎年数週間のズレが生じます。
主要国ではこの日曜日を挟み株式市場もお休みになるそうで、重要なお祝いであることがわかります。
 
お祭りのモチーフである卵は新しい生命の誕生を、うさぎは豊穣を象徴しているとされます。
卵の装飾は多種多様で地域によって違うため決まったルールはありませんが、元々はギリシャで真っ赤に染めたものが原型だと言われます。
 
Easter egg
 

現代の楽しみ

とはいえ、卵もうさぎも、現代ではチョコレートで作られることも多く、今ではシティ・ケーキとも言える(各国の主要都市に必ずありますね!)ファンシーなカップケーキにも、トッピングにはひよこやバーニー(うさぎ)が踊ります。
外からこの文化を眺めている分には、さながら秋がハロウィンならば春はイースターのお菓子祭。
 
 
私も子供の頃、中身を空洞にした卵に色を塗ったり歌を唄った記憶はありますが、大人になってみるとこんなにお菓子があふれていたのかとちょっとびっくりします。
 
ちなみにロンドンでは、同時にバターカップという可愛らしい名前の黄色い花がそこここに咲きます。日本ではさくらいろ一色の頃、イギリスではこの可愛らしい黄色が、春の訪れの喜びを表現しているように思いました。
 

Happy Yellow!

Pencake works ではそんな”黄色い春”にぴったりのペーパーアイテムを販売中です。
新生活のご挨拶に、ぜひ活用してみませんか?
 
メッセージカード
Happy Yellow Messagecard
Happy Yellow Postcard

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